序文~3 マネジメントシステム概要 

マネジメントシステムの基本となるのはPDCAサイクルですが、PDCAサイクルはこちらの形で定義されています。

ISO14001マネジメントサイクル

基本的には、このPDCAサイクルを
Plan で、品質を維持向上するために、取り組むべきことを定義し
Do  で、Planで定義した内容を実施し
Checkで、Doの結果がうまく動き、成果が出たかを判定し、
Act  で、問題があったものは改善し、むしろ成果が出たものについては、さらに良くするために行うべきことを導入する。
といった形で運営できるように、社内にこのような管理体制を導入することを求めているのがISO14001です。

また、ISO14001は、
・ 業種、業態を問わず、どのような事業者でも実現できる
・ 顧客満足の向上や、自社の品質が適切であることを外部に説明するために使用できる
・ 取り組みは、全社で行わなければならないわけではなく、品質を保つべき製品(サービス)を中心として、関連する部署、担当者、組織、施設といった単位で範囲を特定することが出来る

という特徴を持っています。

特にISO14001は、固有の要求事項というものを持っておらず、たとえば環境に対する活動として~をすること、等といった要求事項は明確化されていません。

どちらかといえば、大きなポイントとなるのは、
・ 自社の業務が環境に与える影響を評価する
・ その影響を軽減するため、もしくは環境貢献のために必要な対策を検討する
・ それらの対策について、経済的な影響、コストパフォーマンスを検証する
といった活動により環境活動を実施することです。

そのため、環境に良ければ何でもすればいいわけではなく、あくまでも確実にコストに見合ったパフォーマンスを発揮できる対策が必要である、ということです。
ISO14001で要求されている事項には、環境パフォーマンスについては、測定可能であることが求められています。
きちんと、達成度を判定しなければならないわけです。