5.5 責任、権限及びコミュニケーション

5.5.1 責任及び権限
マネジメントシステムの運営のために設定した責任や権限は、組織全体に周知しなければならないとされています。

5.5.2 管理責任者
管理責任者を管理層の中から任命しなければならないとされています。

なぜならば、全てを総括する責任者がいなければ、運用作業が停滞してしまったり、現状が把握できなくなってしまったり、責任が分散されることで、プロセスがうまく動かなくなってしまうことが考えられるためです。

その管理責任者には、
・ マネジメントシステムの維持などの運用責任、そのための権限
・ マネジメントシステムの運用状況の報告責任
・ 顧客要求事項に対する認識の向上を行う責任、そのための権限
を与えなければならないとされています。

ただし、責任者は単一の担当者ではなくて、組織でもかまいません。

もちろん、上記の役割を別の人で分担しても構わないことになっています。

5.5.3 内部コミュニケーション
社内のコミュニケーションが適切に行われて、情報交換が行われ、マネジメントシステムをよりよく改善できるように計らいなさいと要求されています。

これには、会議体の創設や、ミーティングの実施などがありますが、交流会などを実施するという方法をとる組織もあります。