7.1 製品実現の計画

製品実現の計画とは、製品(サービス)が確実に行われるために必要なありとあらゆる計画のことを指しています。

たとえば、前述の人的能力、インフラストラクチャの計画なども製品実現の計画ですし、それ以外にも目標を達成するための計画や、製品(サービス)を確実に提供できるようにするためのマニュアルなども計画に含まれます。

この計画には、次の内容が明確化されていなければなりません。
・ 品質目標、製品(サービス)に対する要求事項(顧客要求、仕様等)
・ 製品(サービス)に必要な業務プロセスや、関連した文書、資源
・ 製品(サービス)に必要な検証等の試験として何をしなければならないかと、合否判定基準
・ プロセスと、製品(サービス)が要求を満たすことが出来ているかを確認するための記録(上記の検証記録などを含む)

これらの内容は、別に製品実現の計画、として文面を作成しなければならないわけであはりません。

重要なのは、必要に応じて、書式化したり、マニュアル化、フロー化、ログの取得などを行い、自社の業務に影響を及ぼさない程度で実現することです。

つい、ここで新たな計画という言葉がでてくるので、わざわざ重複するにもかかわらず製品実現の計画や、品質計画書などを個別に作ることがありますが、必ずしもそのような文章を作りなさいと要求されているわけではないので、この要求事項の項目は、こののちに出てくるプロセスや、検証等の項目が実現された結果として、上記の文面を何かしらの形で用意しなさいという意味なので、自社に合った文書を作ることが最適な対応です。